▼婚育についての考察(やや解せぬ)
世の中で「婚育」という言葉が新たに編み出されました。
早いうちから結婚への意識を高めておこうということで、
大学生を対象にした婚活セミナーは、
かなり以前に報道されているのを見ました。
その後、高校生を対象に。
そして最近、とうとう小学生を対象に。
まだ珍しいですから、開催すれば興味を引いて話題になります。
ただ、婚活業界にかかわる一人でありながら、
それはぜひやった方がいい!とまでまだ賛同出来ません。
「婚育」のイベントにはたいてい「模擬結婚式」が組み込まれています。
つかみが良いですし見た目の派手さもありますから、
マスコミ的に取り上げられるのもたいていこの場面です。
会場を借りる関係で結婚式場とタイアップというのなら、いっそスッキリします。
ブライダル業界の斬新なアイデアに感心もします。
そうではなくて、
「少子化対策」を部署名や役職名に掲げている方々が
これに乗っかろうとしているのだとしたら、
まるで意味が無いとは言わないけれど、これを「婚育」と言うのは
安易なのではないかと感じてしまうのです。
もっと勇気を出して触れておいた方が良いことがあるのではないか。
(子どもをうみやすい育てやすい世の中にすることはもちろんですが
それを言い始めてしまうと話が広がりすぎてしまうので、
あくまで「婚育」という言葉に近づけるならばということで)
女性が「この人と結婚は生理的に無理!」と思う理由の第1位
「クチャラー」を直していくこととか。
中国では一人っ子政策で大事に育てられすぎた息子の結婚相手探しに親が苦労しているそうです。
おうちの中ではお母さんがあなたにかしずいてくれてたかもしれないけれど、
「よその家の女の子から見たらあなたは王様ではありません」
とおしえていくこととか。
働きたくないから専業主婦のお母さんになろうではないのだということとか。
お父さんやお母さんがどれだけ苦労して家族を維持しているのだとか。
離婚家庭ならもともとは他人のお父さんとお母さんが
一緒の生活を続けることがどれだけ難しかったか、何が足りなかったのか必要だったのか。
小学生のときに見た模擬結婚式への憧れが適齢期になるまで持続するというのなら
それに越したことはないのですが。
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