お嫁入り前の身辺整理ガイド 極端ブログ「甘いぞ断捨離!

結婚相談所の企画担当が、バサバサとしがらみを切り捨てシンプルな暮らしを提案する婚活応援?ブログです。

▼婿養子本当に必要ですか?婿養子本当に無理ですか?


▼婿養子本当に必要ですか?婿養子本当に無理ですか?

「長女だから婿さん取らないといけないしねえ」

さらっとおっしゃる。常識だよねという感じで。
その条件を付けることで現実的にどれだけご縁の幅を狭めてしまうか
分かって言っているのかな?と心配になります。
そういうお宅のお嬢さんがこれまた
「私の女の魅力で婿さんつかまえてくるからお父さんお母さん期待して待っててね!」というタイプでは決してない。
男目線を意識した身づくろいをするでなく、会話もデートもひたすら受け身。
お相手に譲ってもらわないといけない難しい条件があるという認識が無く
「悪い人じゃないけどときめかない」とこぼすのは他の女性と全く同じ。

親との同居を希望する息子さんのご家庭、婿養子を希望するお嬢さんのご家庭、
はっきり言ってかなり厳しい条件を最初から相手に突きつけています。
親の希望ではなく、俺は長男だから、私は一人娘だから、当たり前だろう?という思い込みや、
親孝行したいという責任感でそう考えている方もいますね。

婿養子について言いますと。
男性は、養子が可か不可か、ではないんです。
そもそも我が身に関係してくることだと思っていない。
固定観念で、嫁さんはもらうもの、と思って育ってきた。
そこへ、まだ何も始まっていない段階で、養子にきてくれますか?と聞かれても、
とんでもない、そんなこと考えたこともありません、となります。

まず婿養子ありき、で始めると、最初からかなりご縁の幅を狭めてしまう。
大事な娘さんのご縁の幅を狭めてまでも、それは本当に何が何でも必要なことでしょうか。

数百年続く何かのお家元の家だ、あるいは、
婿養子にきてくれたら、仕事は大きな会社の社長の椅子を用意してあるし、財産はビルをいくつも継いでもらう、
というくらいの話ならまたちょっと別かもしれない。
でも、そうでないのなら、(たいていそうでない)
お嫁にいって名字が変わっても、親の墓参りはしますよ。
おじいちゃんおばあちゃんの墓参りをするのは自分たちだけだな、と思えば、孫だってちゃんとします。

その先の100年以上後はもうよくないですか。
100年先の墓の心配ではなくて、
今現在、孫や娘夫婦に囲まれて楽しく過ごす時間の方が、ずっと貴重ではないですか。
そう考えて娘さんにはまずは足枷の何も無い状態で、婚活させてあげてほしいです。

一方、じゃあ、男性の方も。
婿養子絶対ダメ。
ほんとにそうですか?
実は親は、別に家名云々言うほどの家柄じゃないんだから、
結婚出来るならいつでも出て行ってくれてかまわない、と思っていたりすることもあります。

婿養子とまではいかなくても、マスオさん、どうでしょう。
実際にマスオさんだというスタッフがいて、聞いてみたのですが、居心地いいそうですよ。
盆暮れなどは、実家よりも嫁さんの家で過ごす方が、よほど上げ膳据え膳で大切にしてくれるそうです。
女性の方には悪いけれど、お嫁さんとは扱いが違うんです。
昔の必殺仕事人の中村主水のような肩身の狭い婿養子はいません。

適齢期になったら誰かと結婚するのが当たり前。
その上で、家の事情に合った相手を選んでいく、と言えていた時代とは全く異なるのです。

結婚出来るかどうか自体が大問題。
パートナーが見つかればラッキー。
更に子どもを授かれば大ラッキー。
・・・・・・こういう時代ですよ?