▼温泉宿ではあえて部屋風呂を使え
温泉にでも行ってゆったりしたい。
と言って出かけた先で
けっこうドタバタしていませんか。
広い湯船に「ゆったり」浸かっている自分を頭に思い浮かべて旅立ったのなら、
「無心で風呂に入る体勢」を整えましょう。
あえて部屋風呂を使うのです。
部屋に到着早々、髪も体も顔も洗ってしまう。
「仕事」は済ませてしまうということ。
そしてショーツだけで(←!)浴衣を着こんで、
バスタオルだけを持って、おもむろに大浴場に向かう。
ああ自分これからくつろぐんだ〜という気分にしみじみなりますよ。
人気があったり家族連れが多かったりする温泉の更衣室は、けっこう混んでいます。
お風呂用のビニール袋を持ち込んで、
湿気の中で色々な重ね着をもたもたと脱いでそれに詰め、
化粧道具やらヘアケア用品やらを細々取り出している他客を横目に、
手早く脱いで(何しろ浴衣とパンツだけ)浴場へ手ぶらで入場出来ます。
(手ぬぐいでさり気なく前を隠して入場するのが温泉のマナーらしいのですが、
そこはまあ、きちんとかけ湯をして素早く湯船に沈むということで)
まだせっせと髪を洗っている先客を飛び越えて、
すいてる露天風呂に移動してみてもいい。
ひたすら大きなお風呂で湯に浸かることだけを堪能するわけです。
湯上りにキンキンに冷えたポカリを買う小銭だけは持っていっていいです。