お嫁入り前の身辺整理ガイド 極端ブログ「甘いぞ断捨離!

結婚相談所の企画担当が、バサバサとしがらみを切り捨てシンプルな暮らしを提案する婚活応援?ブログです。

▼昼ご飯食べつつ夕食のメニューに思い巡らしていられるわけじゃない

自炊するつもりはあるけれど、かといって、
一日家の中の事だけしていればいいような身分でもないの。という方は。
もやしのひげねは丁寧に取りましょう、なんて、
和服に割烹着姿のベテラン料理研究家の、
分厚い婦人雑誌に載りそうな優雅なレシピをメモしたって仕方がない。
(注文住宅と思われる広くて午後の柔らかな日差しあふれるキッチンで、
スタイリッシュなスツールに座ってゆっくりもやしのひげねを取り続ける
しっとり美人の奥様が、全部取り終わって満足そうに微笑む、
というCMが昔ありました。

その地位を目指すのならそれもまた良し(←険しい道だよ)。そうでないのなら)
潔くレシピを選別しましょう。

他にもパスしてよさそなレシピは、
「野菜を素揚げする」「生クリームを加える」
このフレーズが、「簡単料理」「スピード料理」のはずなのにあっさり入っているもの。
これは無し、とさっと切る。
ひと手間かけた方がぐんと美味しくなるのは承知してるけれど、
8時9時に仕事から帰って下ごしらえの為に揚げ油を用意してなんかいられない!
50CCだけ使う為に日持ちがしなくて他に使い道もなくて
安くも無い生クリームのパック買ってられない!
こういうレシピは、テレビを見ていると、中華の名店のシェフになぜか多い。
素人家庭の実情を分かってないなあと思う。

あ、おいしそう、いつか作ろうかな。そう思って溜め込んでいるレシピ本や切抜きは、
この基準でどんどん処分していきましょう。
どうせ作らないから。どうしても食べたかったらお店に食べに行けばいいから。
一回行けば気が済むから。
毎日の食卓に材料もお金も時間も無駄遣いすることなくリピートさせる、
本当に自分に役立つレシピだけが残ります。

週末にお客さんが多いの。ホームパーティーをするのが好きなの。
というのでないならば。
「もしもお客様が来たときの」おもてなし料理レシピも、きっぱり不要です。
年に1回来るか来ないかのお客様なら、家ではゆっくり足を伸ばしてお茶だけしてもらって、
食事は近所の美味しいお店にお連れすればいい。
宅配専門寿司も最近は器に気を遣ってあります。
行列が出来るような都心のお店の料理を宅配してくれるサイトもありますし。

意外に使い勝手がよいレシピは、R25なんかに載っている若いサラリーマン男性向けのもの。
基本的に「ほどほどのものが食べられればいいよね」レベル。
(但し「男の手料理」方面へ走ってしまったものはまた別)。

蛇足。これはほんと個人的な感触なのですが。Eテレの「きょうの料理」。
「火をつけていただいて」「混ぜていただいて」「色が変わるまで炒めていただいて」
「レンジにかけていただいて」「少し置いていただいて」と終始
「いただいて」を繰り返す講師は聞きづらい。
こっちは先生から教えを受ける気まんまんで見ているのだから、
ニンジンを「切ります」、塩少々を「加えます」で十分なのに・・・・・・。