お嫁入り前の身辺整理ガイド 極端ブログ「甘いぞ断捨離!

結婚相談所の企画担当が、バサバサとしがらみを切り捨てシンプルな暮らしを提案する婚活応援?ブログです。

▼スープを育てる〜ウィークデーは包丁まな板使いません〜

一人暮らしだから冷蔵庫は小さくていいか。

逆だと思います。一人暮らしだからこそ冷蔵庫は大きめに。
両手なべがそのまま入れられるくらい。なぜなら「スープを育てる」から。

レシピはトマト系、コンソメ系、和風だし系、味噌仕立て、何でもいいのです。
基本のスープに野菜を放り込んで鍋一杯に作って、
それを毎日沸騰させて、食べ終わったら鍋ごと冷蔵庫に保存。
週末には煮込みの進んだ濃厚なスープに育ってます。
素人が作ったスープなのですから、スープだけを飲むのではなく、
出汁の出切ったくたくたの野菜くずも全て食べる。
材料を無駄にせず全て食べ切った!という達成感があります。
調理や洗い物の手間がぐんと減るし、経済的にも無駄が無い。

鍋一杯という分量で作るから、野菜のはんぱな余りが出ません。
キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、葱、トマト、パプリカ、
あるものを何でも入れてしまいましょう。
知り合いからいただいたものの持て余してしまっていた野菜が一気に片付きます。
材料の中にベーコンまたはあらびきウィンナーを入れておくと、
毎日煮込んでいくうちに意外なくらいいい出汁が出るので、これは外さないほうがいい。

具だくさんのスープがあるのですから、あとはこれに、玄米のおにぎり、白米の納豆ご飯、
トーストでもバケットでも、添えればいいだけ。何だったら袋ラーメンの素ラーメンだっていい。
一人暮らしだけでなく、共働きのお子さんのいない家なら、ウィークデーはこの程度で十分だと思うな。

最近スープジャーやフードコンテナーが流行っているから
(昔の職人さんとかが持っていたのとは違って、デザインがすごく可愛い)、
お昼もこれで済ますことも可能。コンビニで気休めのような野菜サラダを買うよりよっぽど実があります。

味に少し飽きてきたら、器に盛った後に、柚子胡椒など加えると、またひと味違ってきます。

日曜日の夜に作ります。夜の部屋の中でコトコト鍋を煮るのはけっこう楽しいものですよ。
出来上がったら鍋ごと冷蔵庫にイン。
月曜日〜金曜日で食べ尽くす。これでウィークデーは調理要らず。
外食して家で夕飯を食べなかった日でも、帰宅したら一度鍋を冷蔵庫から出して、
火にかけて沸騰させて、冷蔵庫に戻す。鍋ごと冷蔵庫に入れたいのはこの為。
日に日に量が減っていって、でもスープは濃厚になっていって、
残り物を食べているのではなく、育てているのだと実感。

家に帰ればお手製の野菜スープが待っていると思えば、寒い風の吹く帰り道も少し心暖かいです。