▼面倒が嫌で結婚しなかったのに面倒みてもらいたくて婚活する
▼面倒を増やしたくなくて結婚しなかったのに面倒みてもらいたくて婚活する
すごく大雑把な分類で語弊もあることは承知ですが。
若い頃に強いて結婚する必要性を感じなかった人は、面倒を増やしたくなかった人ではないか。
世間話で、よそのお宅で旦那が借金したとか、姑がボケたとか、子供がグレたとか、
困った話になればなるほど、いっそ独身の方がいいね、というフレーズが自然と出てきます。
確かにその通り。結婚すれば相手だけでなく、相手の実家で発生したトラブルとも多かれ少なかれ関わることになり、
ましてや子供をつくれば一生の責任を負う覚悟です。
そういう面倒を増やしたくなかったのに、それなのに年を取ってから婚活を始めようとする理由は、
面倒を見てもらいたくなったからではないのか。
「面倒を見てほしい」は
養ってほしい、炊事洗濯をしてほしい、介護をしてほしい
という直截なものではなくて、
一人は寂しいから誰かそばにいてほしい
孤独死は嫌だからなどまで広く含みます。他の手が、存在が、ほしくなったということです。
そうしますとお相手選びの視点は当然
「自分の(広い意味での)面倒を見てくれることが可能かどうか」になります。
ところが困ったことに若い頃の
「他人の面倒を負いたくない」視点を上書き消去してはいないのです。
こんな収入の人と結婚したら生活費の為に働かないといけない
病気の兄弟がいるのが引っかかる
お姑さんと同居では介護にいくようなもの
と候補者をはずしていった上で、自分が助けてもらえる人を見つけようとしたら、
(しかも婚活市場においては年齢を重ねているほど不利)
こりゃあ、婚活が苦戦するのは当たり前。
使い倒されて陳腐になってしまって、きれいごとのようだけれど、
「誰かの役に立ちたい、助けたい」という気持ちを、どこかにわずかでも持っていないとご縁も動き始めない、と思った年の瀬歳末。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ご存知でしたか?小江戸川越の婚活イベント!
1/17(日)PM1:00「お料理コン」
自炊しない男性でも大丈夫。着席で作れる飾り巻き寿司です。
新春らしい和の雰囲気の中でご歓談しましょう。