▼一周回って高砂殿

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結婚式を自由にというツイートが流れてたそうで。
それと逆行するようだけど。

結婚相談所は当人同士が「プロポーズしました」「受けました」の
お約束が出来た時点が「ご成婚」→「成婚退会」です。
なので、実は思われているほど「結婚式」には詳しくない。
婚約の後にもうひと山ある事は
どのカップルだって（結婚相談所であれなかれ）同じです。

海外挙式が流行り出した頃（かなり前）、
「色々煩わしいから自分たちだけでハワイで挙式」と聞いたら、
それもありだよねと思っていました。
ところが最近よくよく聞いてみると、当人たちだけでもないらしい。
両親はともかく。おじおばいとこまで連れて行ってる。親友グループも。
そしてハワイの挙式で終わりなのではなく、帰国後に
「会社の人中心の二次会」「もっとプライベートな二次会」「女子会的三次会」。
神田うのじゃないけど、いつまで結婚行事続くの？という感じがしました。

だったら、
一次会も二次会もなく、
昔ながらの典型的な結婚式場で、
親戚も会社の人も友達も全部招待して、
数時間の式で全て済ませて、
ご祝儀も祝辞も祝電もこの日に受付けて、
式終了後に新婚夫婦は新婚旅行に旅立ってしまう
のが一番シンプルだったのではないか。

今では「面倒」で切り捨てられている「仲人を立てる」にも
意味があった気がします。いてもらった方が
何だか形が整うのですよ。タキシードと留袖の貫禄ある方が両端に。
友達に囲まれて写真撮り合っている間はいいのだけれど、
油断すると主人公二人だけがぽつんと前に座ってるシーンけっこうあります。

昔の人がやってた事は何かしら意味があったし、それなりに美しかったと思った話。
逆行するようだけど。

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